強くなろうと頑張っているのは知っている。自分の罪も、傷も、全て一人で抱えようとしていることも。それが償いであり、大罪人である自分の責であると。
でも、そんなもの、こいつには、――― いや、誰だって普通の人間なら抱え切れるものじゃない。無理に一人で持とうとすれば、その重さに潰されてしまうだろう。
だから、ただ傍に居ようと決めた。手助けされることをルークは望まないだろうし、かといって放っておくことなど出来はしないから。ただ隣で頑張っているこいつを見守ろうと決めて、実際そうしてきた。
でも、こうやって一人で隠れて小さな肩を震わせているのを見ると、その決断が正しいのか分からなくなる。ルークは本当にただの幼い子供で、その罪だってこいつだけの所為じゃない。師と慕っていたあの男の所為であり、それを見抜いて止められなかった俺達の所為でもあるのに。
ルーク一人に背負わせて、その苦しんでいる様に何もしてやらないなんて、アクゼリュスが崩落したあのときと同じことをしているんじゃないのか。自分が負うべき罪まで、ルークの罪のように押し付けたあのときと、同じことを。
そう思うのに、慰めすら拒絶するように一人で泣くルークに、今更何て言葉をかけたらいいのか分からない。
自分が放り出したものを押し付けたくせに、お前の所為じゃないなんて無責任な言葉は言えない。その罪を俺にも背負わせてくれだなんて、それこそ今更過ぎる。
あぁ、結局俺はどうすることも出来ずに、ただ笑う。何も知らないような、気付いてなんかいないような、そんな笑顔をこいつに見せる。
そうすれば、こいつも笑ってくれるから。取り敢えずでも、その場限りでも、笑ってくれるから。
これこそが自分に課せられた罪なのだろうか。
そんな自己満足のような想いを胸に、俺はただ笑ってみせる。
(間違いでないことをただ祈って笑う、だから、)
でも、そんなもの、こいつには、――― いや、誰だって普通の人間なら抱え切れるものじゃない。無理に一人で持とうとすれば、その重さに潰されてしまうだろう。
だから、ただ傍に居ようと決めた。手助けされることをルークは望まないだろうし、かといって放っておくことなど出来はしないから。ただ隣で頑張っているこいつを見守ろうと決めて、実際そうしてきた。
でも、こうやって一人で隠れて小さな肩を震わせているのを見ると、その決断が正しいのか分からなくなる。ルークは本当にただの幼い子供で、その罪だってこいつだけの所為じゃない。師と慕っていたあの男の所為であり、それを見抜いて止められなかった俺達の所為でもあるのに。
ルーク一人に背負わせて、その苦しんでいる様に何もしてやらないなんて、アクゼリュスが崩落したあのときと同じことをしているんじゃないのか。自分が負うべき罪まで、ルークの罪のように押し付けたあのときと、同じことを。
そう思うのに、慰めすら拒絶するように一人で泣くルークに、今更何て言葉をかけたらいいのか分からない。
自分が放り出したものを押し付けたくせに、お前の所為じゃないなんて無責任な言葉は言えない。その罪を俺にも背負わせてくれだなんて、それこそ今更過ぎる。
あぁ、結局俺はどうすることも出来ずに、ただ笑う。何も知らないような、気付いてなんかいないような、そんな笑顔をこいつに見せる。
そうすれば、こいつも笑ってくれるから。取り敢えずでも、その場限りでも、笑ってくれるから。
これこそが自分に課せられた罪なのだろうか。
そんな自己満足のような想いを胸に、俺はただ笑ってみせる。
(間違いでないことをただ祈って笑う、だから、)
1.君の涙に気付かないふりをすることが、優しさなのか。僕には分からない。
分からないから、ただ、笑顔でいる。
分からないから、ただ、笑顔でいる。
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